2021.8.29夏の感謝礼拝「主の道:正義と公正」申命記10章12節〜22節

 
会堂の壁に貼られた水晶の川のある天国の風景
 
長雨が続き少し過ごしやすい暑さが続いたと思ったら、厳しい残暑とデルタ株によって一向に減らないコロナ感染で心が折れそうになる昨今です。今回は夏の感謝礼拝として、この夏を振り返り神様の恵みを書き留めるひとときを持ちました。
 
先週の礼拝説教においては、「主の正義と公正を求めていきましょう」と締めくくられましたが、聖書の言葉は難しい…。『正義と公正』。今を生きる私たちには、なんだか違和感があります。堅苦しく時代錯誤の感がします。そもそも聖書は2000年前に書かれた古文書であると聞きました。今回は、そんなわたしたちの困惑に応えて、神様の求めておられる『正義と公正』を聖書から解き明かしてくださいました。申命記10章17節以降に記述されています。それは、「かたよって愛することなく、わいろを取らず」。毎日の子育てや近所付き合いや職場でも、えこひいきせず、自分に利益をくれる人を優先したりしないこと、、、これが、正義と公正を守ること。主の命じておられる道だと教えていただきました。
 
ただ、神様が選ばれたイスラエルの民も失敗をし、その道から外れてしまったお話。聖書には主の道を歩むことに失敗してしまった多くの人たちが出てきます。創世記では、兄と父を騙したヤコブの例。しかし、神は、悔いた心を持つヤコブを許してくださり、祝福は消し去られなかった。神の忍耐。どんな時も悔い改めるならイエス様の身代わりの十字架が私たちを守ってくださるのです。正義と公正、言い換えれば、愛と恵み。たとえ、その道に失敗しても神の哀れみはある。
 
時代や廻りの空気がどうであろうと、神の喜ばれる道を勇気を持って歩みたいと思いました。10月の召天者記念礼拝のために飾られた壁面の天国の風景(ヨハネ黙示録22章)を見ると、わたしたちの行く場所が示されて希望が与えられるようです。(Rebecca)
 

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