2021.5.23 ペンテコステ礼拝 「戒めと助け主」ヨハネの福音書14章12~21節

 
ペンテコステ礼拝の日です。クリスマス、イースターに次いでキリスト教では教会の誕生日と言われるほど大事なお祭りですが、日本ではあまり知られていませんね。「聖霊降臨祭」とも言って主の復活後大体50日後に行われると教えていただきました。
 
礼拝はヨエル2章28〜32節が読まれてから始まります。それを聞くとオンラインで参加していても厳粛な気持ちになります。その後のプログラムでは、今回から各々でお祈りする時間を長めに取ってあります。5分間ほどの静寂。しかしオンラインではその静けさのなか、会堂と自分が近くなったような感覚になります。そして5分間がこんなに長いとは!
 
復活されたイエス・キリストは天に昇り代わりに聖霊が、信じる人の心に送られるという箇所で、歴史的には、皆が集まって祈る教会の形態の誕生が見られます。
 
メッセージは旧約聖書にあるユダヤ民族の大きなお祭りを見ていきます。レビ記というところにお祭りを含めて民の守るべき律法が書かれています。読むのに少し難しいところ。イエス様の生涯はユダヤ民族の歴史をたどるようです。イエス様は摂理の中を通られました。詳しくは礼拝メモをご覧ください。
 
イエス様の肉体は天に昇ってしまわれたけれど、代わりに眼に見えない聖霊なる神様(イエス様)が私たちのところに来て、心に住んでくださるお約束があります。使徒の働き2章には使徒たちの上に炎のようなものがとどまったとあります。聖霊の降臨です。なんと素晴らしい恵みでしょうか。弱々しかった弟子たちは強められ、それぞれ心に聖霊をいただいて救い主を伝えるために世界へ散らばり出ていくことになりました。その2千年前の出来事によって私たち異邦人にもキリスト教が伝わりました。
 
現在私たちは神様を信じて良い人間になろうと努力しても決してなれない自分を見出します。でもイエス様が私たちの罪のために身代わりになって死んでくださったからもう大丈夫。イエス様を信じれば、聖霊様が私たちの心に入って神様に喜ばれる生き方をさせて下さいます。もう頑張らなくてもいいのです。これは経験しないとわからない信仰の奥義かもしれません。心には深い平安と希望が宿ります。( Rebecca)

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