2021.3.21 教会創立記念礼拝「流れのほとりに植えられた木」

その人は流れのほとりに植えられた木。時が来ると実を結び その葉は枯れず そのなすことはすべて栄える。(詩篇1篇3節)、詩篇92篇13節

1963年3月31日に王寺教会が誕生して58年が経ちました。今朝はそのことを改めて感謝する創立記念礼拝でした。先生は説教に先だって、創立期から王寺教会に在籍している教会員に当時の様子をインタビュー形式で紹介されました。小さなアパートの1室から始まった教会がここまで継続され、その一員とされていることに感謝しました。

 そのような王寺教会が、流れのほとりに植えられた木のような存在であり続けることが出来るためにどうすれば良いのか。
それには、私達が、「植えられた木」として神様の恵みを忘れないことです。暗闇の中、背きの罪の中に植わっていた私達をそのところから救い出して、愛する御子のご支配の中に植え替えて下さったのは私ではなく神様の大きな愛と恵みであることに気付き、信じて忘れないことです。
次に、私達も「植えられた木」として花を咲かせ多くの実を結ぶ事です。田辺先生はなつめやしの木の写真を紹介して話して下さいました。この木は常緑樹で枯れることはなく40年ぐらいかけて実を結ぶそうで、1本の木には6房から7房、1房には1000個ぐらいの実を100年から150年つけ続けるそうです。
私達はこのなつめやし。主の家に植えられ、神の大庭で花を咲かせ、多くの実を実らせるのです。年老いてもなお、実を実らせ、青々と生い茂ります。私達も「植えられた木」として祝福の溢れ流れる川のほとりにとどまり、そして私達の中に神様のことばをとどめること。そして、みことばをたえず口ずさむことを通して友人、知人、家族へと神様の愛が溢れて出て行きます。このことが繰り返されてきたであろうこの王寺教会が、これからもずっと「流れのほとりに植えられた木」を育てる大切な川であって欲しいと強く願っています。

今日は短いフレーズ「忘れない!」「期待する」「とどまる」の3つのことばが、私の心に強く残りました。(Okumoto)



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