『 十戒(前):大切なあなたと神の関係』出エジプト記17章
エジプトから脱出したイスラエルの民の荒野での一年間。神様から教育を受けた日々。十戒という言葉は昔の映画のタイトルで有名ですが聖書にはその言葉はなく、神様から示された守るべき10の律法でした。神様はイスラエルの人々をご自分の特別の民として教育しようとなさった10の戒めの前半の部分を学びました。
第一の戒めは神様の唯一性。多神教の日本ではそれがなかなか受け入れられない環境にあります。しかし、多くの神々を信じることは、用途によって神を使い分けて自分の願いの成就のために祈り、信仰が自分本位になっていないだろうか。信仰はもっと純粋なものであるはずと、日本の宗教心について考えさせられます。第二の戒めは偶像を作ってはならないという戒め。神は形に表すことはできないという聖書の原則。これも日本人には耳が痛い戒めです。「神々の数は人間の欲求の数」という至言。人間が作った神々ではなく、真の神は、人間を創造した神であるから人間が形に表せないと教えられました。また聖書には、「ねたみの神」という言い方がされていますがこれは神様のの情熱的な強い愛を示していることを知りました。聖書の神はそんなに純粋な愛を人間に持っていらっしゃること。第三の戒めは軽々しく神様の名を出して祈ってはならない。本気の言葉で祈る、裏表にない信仰。第四の戒めは1週間のうちで神に集中する時を持つように。安息(神に祈り静まる)と働きのリズムを持って生きること。(日曜日は安息日とも呼ばれるが、現在では日曜日に働いてはいけないということはない)今教会で日曜日に共に礼拝することが困難になってきているコロナ禍の時代にいますが、工夫をして神様が人間に求めておられる生き方をしていこうと思いました。十戒の残りのお話は次回です。楽しみです(RE)
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