9月6日と13日は出エジプト記20章から「十戒」を学ぶことになりました。
イスラエルの民はエジプトから救出された後、シナイ山のふもとで一年ほど滞在することになります。まだ、イスラエルの地には程遠く、先に進まなければならないのにシナイ山のふもとで滞在させられた理由は、イスラエルの地に入るために神の民としてふさわしい民となるために訓練を受けるためでした。
神の民としてふさわしい民とはどんな民でしょうかということが書かれてあるのが「十戒」です。
第一の戒めは17章3節に記されているように、神はただおひとりであり、この方だけを礼拝するようにということです。
第二の戒めは17章4節から6節に記されているように、神は霊的な存在であり形に表すことができないお方であるということです。家内安全・交通安全・学業の神・商売の神・安産・恋愛成就などなど、その時々に置かれた状況によって、こうなれば今よりも幸せになれるのではないかと考えがちですが、このような自分のためを満たす存在は人間が想像した神々です。真の神は、人間を創造した神であるということを改めて神はイスラエルの民に教えました。神々の数は人間の欲求の数いるということがよく分かります。
第三の戒めは神の名を軽々しく扱ってはならないということです。本気の信仰、表裏のない信仰を神は私たちに求めておられます。
第四の戒めは安息日を覚えて、これを聖なるものとしなさいということです。
現代では安息日は日曜日ということになっていますが、日曜日に絶対に仕事をしてはいけないという意味ではなく、一週間のうちの一日は、神の前で休み、神とともに一週間を振り返り感謝をささげ、新しく始まる一週間を神に委ね、神の家族とともに集まる時を持つように神は私たちに勧めて下さっています。
このコロナ禍で、私たちは教会員全員が集まって礼拝する時を持つことが難しくなっていますが、それでも、神はオンラインツールなどを私たちのために用意して下さり、私たちを孤独から守って下さっています。
神は私たち神を愛する人間に恵みを千代にわたって与えるために神と人間の関係を守りたいと思っておられます。皆様と神様の関係が守られますようにお祈り致します。
(NAOMI)
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