3月に放送された、おたすけJAPANという番組を見て感動したことです。
ある大富豪が所有していた開かずの金庫を開けてほしいとアメリカから依頼があり、日本の天才鍵開け師が挑戦しました。
依頼の金庫は、メイン州・サコシティで林業や商業で財を成した大富豪ディーリング家が三代に渡り住んでいた大邸宅に置かれていたものですが、引っ越しのためこの邸宅を図書館に寄贈したので、今は図書館の奥にあります。
銀行にあるような大きくて頑丈な金庫だったため、鍵を開けるのは予想以上に大変でしたが、天才と言われている鍵開け師は経験と知恵を駆使して諦めることなく何十時間もかけて解錠しました。これだけでも感動です!
さて、どんなお宝が見つかるのだろうかと注視する先に見えたものは、、、金、銀、財宝ではなく、聖書でした。それは、先住民アナベキ族の、アナベキ語に訳された聖書で、値段がつけられないほど価値のあるものだそうです!!
私はアナベキ族、アナベキ語はこれまで聞いたことがなかったので、ちょっと調べてみました。
アナベキ族とは、ボストン南東部に住むインディアン先住民で、アナベキ語は滅亡の危機とか。そして、ここにキリスト教が伝わった経緯は、1620年、英国の清教徒ピューリタンが宗教の自由を求めて、この地に漂着し、入植したことから。マイナス三十度で、清教徒の半分は死亡するという危機に直面しましたが、通訳の尽力が実を結び、アナベキ族と同語族のワンバノアグ族に援助してもらい、農耕技術も教わり、この植民地で生き残ることができました。1621年、清教徒植民地と先住民が平和条約を結び、徐々にキリスト教が根付いていったのでしょう。ハレルヤ
大豊作に恵まれた清教徒植民地は先住民を招待し、神に感謝を捧げて収穫を祝った祝宴が、アメリカの感謝祭の起源と言われているそうです。
当時の牧師説教メモも残されていました!
私たちの教会も、コロナの感染を防ぐため、礼拝がネットで中継されるようになりデジタルな説教メモがつけられるようになりました。私も先生の説教メモを大事に保管しないと!と思った次第です。そして、清教徒とアナベキ族の交流は、ちょっと聖書に出てくるお話のようだと思いました。(JK)
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