20200524聖日礼拝「わたしの民、あなたがたの神」13 「海を分ける神」

緊急事態宣言が解除されコロナの脅威が少し遠のいたように思えますが、まだまだ油断できない状況で殆どの人がまだ教会の会堂へは入れず、いまだに自宅でネットで礼拝を守る日々です。今回も礼拝メモを印刷してパソコンの前に座ります。
「わたしの民、あなたがたの神」13 回「海を分ける神」。出エジプト記 14 章 2よりの説教です。アメリカで数十年前に作られた「十戒」という映画の中でも有名なモーセが海を分けるシーンの箇所です。エジプトを脱出したイスラエルの民を待っていたのは絶体絶命の危機でした。神様のおっしゃる通りに進んだのに、前は行き止まりで海、背後からはエジプトの精鋭部隊が追って来ます。恐怖で大混乱に陥入り、モーセにくってかかる民でした。しかし、神は前進するように命じられます。モーセになだめられ、勇気を持って、民が海に足をつけた瞬間、海は分かれて乾いた地になり、民は渡ることができました。追いかけて海に入ったエジプトの軍隊には海が再びかぶさって全て海に呑まれ、滅ぼされてしまったのです。大きな危機を脱出したイスラエルの民です。神様が責任を持ってイスラエルの民を救われたのです。
そして全知全能の神の力を示してくださいました。

旧約聖書のこの出来事は、新約聖書に表されているキリストの救いの雛形であると学びました。イスラエルの民が、奴隷から神の民へと変えられた救い。それは、キリストによって私たちが、罪人から神の子供に変えられる救い。そして、新しい心を与えられて、神様の栄光を見ることができためぐみ。神様の力や素晴らしさは試練や困難を通過する時、私たちの弱さを通して現れることを学びました。

コロナ禍のなか、多くの試練を与えられて右往左往している人類に神様はどのような救いを見せてくださり、苦しみの中から新しい世界を見せてくださるのか、私たち個人の生活にどのような新しい光をくださるのか、希望を抱いて前進しましょうとお勧めをいただきました。そして私たち自身の人生が、神の栄光を表すものさせて頂きたいと願いを持ちました。(Rebecca)

わたし自身、あなたがたのために立てている計画をよく知っている。それはわざわいではなく平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。
                            (エレミヤ29:11)



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