あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。(megu)
礼拝説教 中尾敬一
あけましておめでとうございます。2026年の元旦を兄弟姉妹とともに、主への礼拝から始められます恵みに感謝いたします。新しい年の始まりです。「新しい」とは希望に満ちた良い言葉ですね。過去を後ろ手に閉めて、新しくやり直していける気持ちになりますし、新しい出会い、成長への期待などが思い浮かんできます。これまでにも豊かな恵みを与え続けてくださった主は、この2026年にどんな素晴らしいことをしてくださるでしょうか。主に期待しつつ、この最初の日を共に喜びたいと思います。
この元旦礼拝に与えられた御言葉は、ヨシュア記24:14-18(423ページ)です。【聖書朗読】
いま朗読した箇所は、ヨシュアの指揮の下、神の民が約束の地カナンでの戦いを終え、ようやく自分たちの国として、新しい生活を始めようとしていた時代のことでした。これまでは戦いが続いていましたが、いよいよ平和で、豊かな収穫を楽しむ、新しい時代がやって来ようとしていました。ヨシュアは役割を終えて、次世代に国を渡していくことを目前にして、民にいちばん大切なことを伝えたのです。
古代イスラエル人たちが辿った出エジプトは、私たちの霊的な歩みを象徴しています。エジプトの王に奴隷として仕えていた人たちが、神である主によって解放され、荒野で40年間、天からのマナによって養われた後、カナンに入り、敵に打ち勝ち、ついに約束の地で安息をいただきました。この一連の出来事が出エジプトです。最初、エジプトで奴隷であったとき、主はファラオにこう言われました。《わたしの民を去らせ、彼らがわたしに仕えるようにせよ。(出エジプト10:3)》これが全ての始まりでした。エジプトの王に仕えていた人が解放されて、主に仕えるようになる。これが神様の救いです。私たちも、かつてこの世界と人間をお造りになった主ではなく、他のものに仕えていました。仕えるとは、その命令を聞いて行動するということです。私たちの行動原理は、まことの神様にではなく、他のものを土台としていたのです。しかし、神である主は私たちひとりひとりを救ってくださいました。私たちをかつて支配していたものから解放し、荒野のような困難の中でも、あなたが共にいてくだされば生きていけることを教えて下さいました。そして安息の土地、約束の地から敵を追い出し、そこに私たちを置いてくださったのです。
約束の地に来て、ようやく戦いが終わり、新しい安息を楽しもうとしていた民でしたが、主はご計画をもっておられました。そのご計画は、彼らを通して、世界中のすべての人たちが祝福するという計画でした。彼らは、「主を選んで主に仕えることの証人(22節)」として、世界中の人々に、まことの神様に仕えることの恵みを証しする人々となるはずだったのです。ところが、エジプトで苦しんでいた時よりも、荒野で飢えていた時よりも、こうして平和と豊かな収穫を手に入れた時のほうが、実は大変でした。エジプトにいた時も、荒野にいた時も、ある意味では、主に寄りすがらなければ生きていけなかったのです。選択する余裕はなかったのです。しかし、今、安息の地で腰を下ろした時、彼らの前には「選択」がありました。
大河の向こうとは、アブラハムの出身地メソポタミアです。「メソポタミアの神々か、エジプトの神々か、カナンの神々か、それともまことの神である主ヤハウェか。誰に仕えるか、誰の命令を聞いて行動するか、今日選ぶがよい」とヨシュアは民に告げました。もちろん、どれでも変わらないから適当に選べという意味ではありません。「これまでの出エジプトの経験で、誰に仕えるべきかもう分かっているはずだ。ヤハウェに仕えるべきだ」という前提での話です。
非常に興味深いことに、民は主ヤハウェによって選ばれましたが、民もまた主ヤハウェを選んだのです。それは夫婦関係のようです。夫婦は家族ですが、お互いの選択によって、家族であり続ける存在です。他の家族関係はそうなりません。親は子を選べないし、子は親を選べないし、兄弟(姉妹)は兄弟(姉妹)を選べません。親戚も同様です。しかし夫婦は、今年も私はあなたと夫婦ですとお互いに選ぶことで成り立っています。
今日は新しい年の始まりの日です。ヨシュアは「あなたがたはヤハウェを恐れ、誠実と真実をもって、ヤハウェに仕えなさい。私と私の家はヤハウェに仕える」と言いました。みなさんはどのように選択されますか。今日、どのように決意なさいますか。
「私と私の家は主に仕える。」この言葉はまた、神の家族がひとりひとりの信仰の選択によって成り立っていることを示しています。ひとりひとりが主に仕えることを選ぶなら、私たちは主の家の兄弟姉妹です。主イエス様に仕える人は、主の命令を聞いて行動します。イエス様のことばを思い出しましょう。「わたしはあなたがたに新しい戒めを与えます。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」
そういうわけですから、兄弟姉妹と共に心を一つにし、声を合わせて、主の前に言いましょう。《私たちもまた、【主】に仕えます。このお方が私たちの神だからです。》
お祈りします《私たちの神、【主】は、私たちと私たちの先祖たちをエジプトの地、奴隷の家から導き上られた方、そして、私たちの目の前であの数々の大きなしるしを行い、私たちが進んだすべての道で、また私たちが通ったあらゆる民の中で、私たちを守ってくださった方だからです。》
天の父なる神様。私たちの救いの岩なる神である主よ。
2026年最初の日を兄弟姉妹と共に、あなたの御前で迎えることができましたことを心から感謝いたします。主よ、この年も、私たちはあなたに仕えます。御言葉を開いて、あなたに聞き従い、あなたに向かって祈ります。ただあなただけを賛美します。富も、世の知恵も、他のあらゆる神々も、私たちが仕えるものではありません。今日、私たちは、全地を造られた神である主、あなたに仕えることを選びます。主イエス様の新しい命令に聞き従って歩むことを選びます。
この年も、主を選んで主に仕えることの証人として、私たちを用いてください。あなたのように救い、導き、守り、養い、癒やして、自由を与えてくださるお方は他にいません。信仰の選択によって神の家族とされる人々と共に、あなたの御名を心から崇めます。
主イエス様のみ名によってお祈りいたします。アーメン。


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